見えない「隙間」が家の性能を決める?気密測定の重要性とは
「断熱性能にはこだわったけれど、気密(きみつ)はどうだろう?」
家づくりを検討中の方から、最近よくいただくご質問です。
実は、いくら断熱材を厚くしても、家に「隙間」があればその性能を十分に発揮することはできません。今回は、私たちが全棟で実施している「気密測定」について、その理由とメリットを分かりやすく解説します。
「気密性能」とは?
気密性能とは、簡単に言うと「家にどれだけ隙間がないか」を示す指標です。
これを数値化したものをC値(相当隙間面積)と呼び、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性能が高い家といえます。
なぜ「気密測定」が必要なのか?
断熱材を「水筒」に例えるなら、気密は「蓋」の役割を果たします。
蓋が開いた水筒では、中身がすぐに冷めてしまいますよね。
断熱性能を100%引き出す
隙間風が入ると、せっかく暖めた(冷やした)空気が逃げてしまいます。
気密を高めることで、冷暖房効率が劇的に向上します。
壁体内結露を防ぎ、家を長持ちさせる
隙間から入り込んだ湿った空気が壁の中で冷やされると「内部結露」が発生し、
柱や土台を腐らせる原因になります。
計画的な換気がスムーズに回る
隙間だらけの家では、換気扇を回しても隙間から空気が漏れ、本来入れ替えたい場所の空気が停滞してしまいます。
当社の気密測定の様子
私たちは、完成時に専用の測定機を使いJIS規格の測定方法に則って、家全体の隙間面積を実測しています。

2025年 甲斐市 M様邸
大きな扇風機のような機械で室内の空気を追い出し、気圧の差を利用して隙間の量を計算します。この時、もし想定以上の隙間があれば、その場で原因を突き止め、しっかりと塞ぎます。 「数値をごまかさない、全棟測定」これが私たちの家づくりへの姿勢です。
気密測定についてのまとめ
気密性能は、完成してからでは修正が難しい部分です。だからこそ、私たちは一棟ごとに測定を行い、基準をクリアしていることを確認してお客様へお引渡ししています。
「冬暖かく、夏涼しい。そして家族が長く安心して暮らせる家」
その根拠は、この目に見えない「隙間の少なさ」に隠されています。
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