外壁材としての焼杉はどのように作られるのか体験してみた
山梨県の金川公園へ三角焼きと言われる焼杉のワークショップに行ってきました。
焼杉(やきすぎ)は、杉板の表面を焼き焦がして炭化層を作る日本伝統の外壁材です。
その独特の風合いと機能性は、現代の建築デザインでも非常に高く評価されています。

焼杉の主なメリットを整理しました。
圧倒的な耐久性と耐候性
表面を炭化させることで、木材の弱点を克服しています。
腐朽に強い
木材を腐らせる菌の「餌」となる成分が炭化プロセスで分解されるため、腐りにくくなります。
虫害を防ぐ
シロアリなどの害虫は炭化層を嫌うため、虫による被害を大幅に軽減できます。
耐火性の向上
「一度燃えたものは燃えにくい」という原理で、表面の炭化層が断熱材のような役割を果たし、中心部まで火が回るのを遅らせます。
メンテナンスの手間が少ない
一般的な木材外壁は数年ごとの塗り替えが必要ですが、焼杉は驚くほど長持ちします。
長寿命
伝統的な製法でしっかり焼かれたものは、30年〜50年持つと言われています。
塗装不要
炭化層そのものが保護膜なので、化学塗料のような「剥げ」を気にする必要がありません
唯一無二のデザイン性
経年変化の美しさ: 歳月を経て炭が少しずつ落ち、中の木目が見えてくる過程(シルバーグレーへの変化)は「わびさび」を感じさせる独特の魅力があります。
意匠性
深みのある黒は、モダンな建築とも相性が良く、高級感と落ち着きを与えてくれます。
焼杉板の制作工程

山梨県産材の杉板 サイズは30*150*3000
3枚の板を濡らした縄で縛って火をつける。こちらは酸素を送っている様子

火が見えたら3分間燃焼させる。

このまま倒して水をかけ、並べます。
焼杉に関して思うこと
三角焼きという焼杉の外壁材を作るという伝統工法を学び、さまざまな気づきと可能性を
感じることができました。
制作の範囲で課題もわかりましたので、解決するにはどうしたらいいか考察します。
焼杉外壁は全国の工務店でも多数の施工例もあります。私たちも考察を重ね採用したいと思います。
山梨県産材を使用した焼杉外壁材のお問い合わせについては下記までお願いいたします。





