2026-02-27
地縄は図面が現実になる第一歩。
地縄とは、建物の配置を現地の地面に縄(またはビニール紐)で示す作業のこと
1. 建物位置の最終確認(近隣トラブル防止)
図面上で見ていた「境界線からの距離」を、実際の土地で確認します。
・隣地との距離
給湯器やエアコンの室外機を置くスペースは十分あるか、メンテナンスで人が通れるか を確認します。
・駐車スペース
車を止めてもドアを開け閉めできる余裕があるか、道路に出やすいかを確認します。
2.建物の向きの確認
実際の太陽への向きを現地で確認。冬の陽だまりを室内で。

富士山の方向を見た時の窓の位置を確認します。
3. 視覚的なサイズ感の把握
地縄を張った状態で見ると、ほとんどの人が「えっ、自分の家ってこんなに小さいの?」と驚きます。これを建築業界では「地縄マジック」と呼びます。
壁がない平面の状態では、実際よりも狭く感じてしまう心理的な現象です。
この段階でサイズ感を正しく認識しておくことで、基礎が立ち上がり、柱が立った時の安心感につながります。
4. 設計のミスや違和感の早期発見
図面では完璧に見えても、現場に立つと気づくことがあります。
「窓からの景色が隣家の窓と重なりそう」
「玄関までのアプローチが意外と狭い」
「予定していた場所に木を植えるスペースがない」 工事が始まってから配置を変えるのは非常に困難ですが、地縄の段階ならまだ微調整が可能です。
5.すべての確認が終了たら地盤調査へ
土地に余白がある住宅は、とくに立ち合いして建築会社さんと相談して決めるのもいいでしょう。
位置が決定したら次の工程、地盤調査になります。
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