てではじまる建築用語と建築専門用語集

建築用語集 「て」

【DID】(ディアイディ)
人口集中地区。人口密度が1平方km当たり4,000名を超える国勢調査区が一体として、5,000名以上の人口が集中して居住している地区、およびこれに隣接した、居住者がわずかでも都市的施設を利用している地区。実質的な市街地を示す。
【低温式感知器】(ていおんしきかんちき)
熱感知器の1つ。感知器の周囲温度が一定の温度以上になった時に作動する。バイメタルを利用し、温度上昇によって、接点を閉じて作動させる。
【低温輻射暖房】(ていおんふくしゃだんぼう)
パネルヒーティングともいう。天井・壁・床などに埋設した配管コイルに数10℃の低温水を通して、表面温度を30-45℃に保ち、天井などの輻射熱により暖房を行う方法をいう。
【定額請負】(ていがくうけおい)
最初に工事の総額を決めて契約する方式。請負金の支払の手間が簡単である。親金が決まっているので、請負業者が早く完成させてもうけようとするため、能率があがるなどの利点がある一方、工事費を確定させるために見積もりが正確にできるように図面や仕様書を完全に作らないと契約ができない、設計変更がしにくい、総額が決まっているので請負業者が手をぬき、工事が粗悪になりがちであるなどの欠点がある。
【定格積載荷重】(ていかくせきさいかじゅう)
エレベーターのかごの積載荷重で、種類に応じて法令で定められている荷重。最大定員は、1人あたりの荷重を65kgとして計算したときの定員をいう。
【定格速度】(ていかくそくど)
エレベーターで、予定された積載荷重(定格積載荷重)を作用させて上昇する場合の毎分の最高速度をいう。
【T型梁】(ティーがたばり)
鉄筋コンクリート造で短形の梁の上に、これと共に動く床版を梁の一部とみなし、これを合わせてT型梁という。
【定期検査】(ていきけんさ)
特殊建築物と階数5階以上で述べ面積が1,000立方mを超える事務所などのうち、安全上、維持管理を重視すべきものとして特定行政庁が指定した建築物については、その管理者が定期的に、その建築物の状態を建築士(木造建築士を除く)または国土交通大臣が定める資格を有する者(特殊建築物調査資格者)に調査させて特定行政庁に報告すること。
【定尺】(ていじゃく)
鉄骨とか鉄筋、木材などの市場に出ている製品は、長さが何種類かに定まっている。この定まった長さ(標準寸法)を定尺という。たとえば、木材の定尺には9尺(約2.7m)、10尺(約3m)、12尺(約3.6m)、13尺2寸(約4m)などがある。構造物の寸法を決めるときに定尺をよく知っていれば、無駄なく材料を使うことができて便利である。
【定尺物】(ていじゃくもの)
定尺(標準寸法)で作られた建築材料。入手が容易で価格も安い。
【ディスペンサー】
空気連行剤(AE剤)など一定量ずつ繰返し供給するための軽量機。
【ディーゼルハンマー】
杭打ちに使う機械。重油の爆発作用による打撃機で、シリンダー内のラムの落下と燃料の爆発力とによって杭に打撃を与える。
【定着】(ていちゃく)
鉄筋やアンカーボルトなどをコンクリート等に埋め込んで、先端を折り曲げるなどして抜け出ないようにすること。その長さを定着長さという。
【定風量単一ダクト方式】(ていふうりょうたんいつ―ほうしき)
空調対象空間の熱負荷の変動に対し空調機の送風温度を変えて対応し、常に一定の風量を供給する単一ダクト方式。
【テストピース】
供試体、試験体のこと。コンクリート試験などのため規定された方法で採取し、試験の目的に応じて一定の規格に成型されたもの。
【手すり子】(て―こ)
階段の手すり(摺)に、縦に入っている材をいう。
【デッキプレート】
強度を保つのに合理的な形状に加工された床用の鋼板。単独で用いる場合やコンクリートとの合成スラブとして用いられる。コンクリートスラブの型枠として用いる場合もあるが、サポートが不要であり、工事中は足場としても使えることから高層ビルなどに多く利用されている。断面の形状には図のようにいろいろなものがある。
【鉄筋コンクリート造】(てっきん―ぞう)
コンクリートを鉄筋で補強した構造材を利用した構造のこと。主として、圧縮に強いが引張りに弱いコンクリートに、引張りに強い鉄筋の両者を組合わせ用いられる。また、鉄とコンクリートは熱膨張率が近似しているために熱による一体的な挙動ができる。フランスのA.ペレが開発し、自由な構造を作ることのできる材料として、近代建築の担い手となった。略称でRC造と呼ばれる。
【鉄筋比】(てっきんひ)
鉄筋コンクリートの柱や梁の断面積に対する鉄筋の断面積の割合をいう。引張力を受ける鉄筋および圧縮力を受ける鉄筋の鉄筋比を、それぞれ引張鉄筋比、圧縮鉄筋比という。
【テックス】
壁・天井用の仕上板で、原料はワラ・おがくず・雑パルプ・トウモロコシ幹などの安価なもので、これをこま切れにし、つぶして、板状におしのばして作る。これをこのまま乾かして固めたものがソフトテックスで、熱を加えながら圧力をかけて固めたものが、セミハードテックスとハードテックスである。ハードテックスが一番固い。
【鉄骨造】(てっこつぞう)
鋼材を加工した骨組み。すなわち、鉄骨を構造材料として造った構造のこと。重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2つの種類がある。鉄骨造は、鉄骨自体が不燃材料であっても、鉄骨を裸で使った構造は耐火性能を持たない。鉄骨造で耐火性能を有する構造とする場合には、対価被覆をしなければならない。
【鉄網モルタル塗】(てつもう―ぬり)
木造建築の外壁にモルタル塗りを施すとき、モルタルが下地からはがれ落ちたり、亀裂の入るのを防ぐため、鉄網(ワイヤラス)を張って、それにモルタルを塗りつける工法のこと。
【テーパー】
勾配・傾斜のこと。
【出窓】(でまど)
建築物の外部壁面より外部に突出して設けた窓。室内を広く感じさせ、台所や居間、書斎などに設けられることが多い。ベイウィンドーともいう。
【テラコッタ】
建築物の蛇腹やパラペットなど、装飾用として使われる粘土を焼いて作った製品。タイルなどと同様にモルタルで張付けるが、形や大きさにはいろいろの物がある。落ちないように太枘とか鉄筋で、建物自体にしっかり留める必要がある。
【テラスハウス】
数戸の住宅を連続して一棟とする連続住宅の形式で、各戸に区画された専用の庭を持つ住宅形式。通常は2階建てで、2階に寝室部分を、1階に居間・台所などを置く。18世紀初頭、英国で始まりテラスハウスと称され、ニュータウン開発に多く用いられたことから、わが国でも2階建連続住宅をテラスハウスと呼ぶ。タウンハウスともいう。
【テラゾー】
セメントに大粒の大理石粒を混ぜ、水練りして仕上たもの。塗って固まってから表面を磨くと、大理石仕上のようになる。現場で塗ってから磨くものと、あらかじめ磨いた板にしておいて張付けるものとがある。
【テレピン油】(―ゆ)
生松やに
や木材の乾留によって得られる揮発性油。塗料の溶剤や伸展剤として用いられる。
【DEN】(デン)
den(動物のすむ穴蔵、巣)の意味から、転じて、住宅などの奥又は隅にある書斎や仕事部屋などの私室を指す。
【田園都市】(でんえんとし)
イギリスのハワードが1898年提唱した「ガーデンシティ」の思想を具体化したもので、緑地に囲まれ、生活圏として独立完結した機能を持つ小都市。
【転回広場】(てんかいひろば)
道路の中間または終端に設けられる自動車の転回に支障がない広場のこと。幅員6m未満の道でも終端と長さ35m以内毎に転回広場を設ければ、袋路状道路として作ることができる。
【電気事業法】(でんきじぎょうほう)
電気事業の運営を適正にし、電気利用者の利益を保護して、電気事業の健全な発展を図るとともに、電気工作物の工事、維持および運用を規制することによって、公共の安全を確保することを目的とした法律。
【電気通信事業法】(でんきつうしんじぎょうほう)
電気通信事業の運営を適正、かつ、合理的なものとすることにより、電気通信役務の円滑な提供を確保し、利用者の利益を保護することなどを目的とした法律。電気通信事業の許可・届出・登録、電気通信設備の技術基準などを定めている。
【天空光】(てんくうこう)
天空から地表に達する直射日光以外の昼光。スカイライト。
【天空日射】(てんくうにっしゃ)
地上のある点において建築物などの障害物などによって散乱を起こしつつ、地表に向って放出される輻射。「天空輻射」ともいう。
【天空率】(てんくうりつ)
ある地点において、建築物や樹木などで遮蔽されない天空の水平面に対する立体角投影射率をいう。建築基準法では、道路・隣地・北側の各高さ制限を緩和する規定のなかで、建築物と地盤のみを考慮した式で計算するとしている。
【天竺様】(てんじくよう)
鎌倉時代に、僧重源が宋から輸入した中国福建省の建築様式と伝統的な和様技術を融合した新しい仏教建築様式。構造的な美しさに重点を置き、簡素で強い表現を持つ。遺構としては浄土寺浄土堂(兵庫)、東大寺南大門・法華堂礼堂・開山堂(奈良)などがある。大仏様ともいう。
【天井高】(てんじょうだか)
床面から天井下端までの高さ。天井の高さが異なる部分がある場合は、その平均の高さ(室の容積/床面積)による。居室にあっては2.1m以上、必要である。
【テンション構造】(―こうぞう)
構造物の荷重を主として材の引っ張り応力を用いて支点に伝達する構造のこと。ワイヤーロープ等を用いたサスペンション構造、薄い皮膜を用いる膜(テント)構造、床荷重を鋼棒などの吊り材により吊り下げて支持する構造などがある。張力構造ともいう。
【電導床】(でんどうしょう)
静電気の蓄積を防ぐため設ける伝導性の床。材料としては、電導磁器質タイル、電導テラゾー、電導ビニルタイルなどがある。
【伝統的建造物群保存地区】(でんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)
伝統的建造物を街並みとして保存しようとする場合に指定される地区。文化財保護法第83条に規定される伝統的建造物群保存地区に指定された地区内の建築物に対しては、建築基準法の一部の規定が適用されない。
【電波法】(でんぱほう)電波の公平で能率的な利用を確保することにより、公共の福祉を増進することを目的とした法律。伝搬障害防止区域内の高さ31mを超える建築物の総務大臣への届出などが定められている。
【天窓】(てんまど)
天井(屋根)に設けられた窓。有効採光面積の算定に当たっては、採光補正係数を3として計算するので、窓の面積が3倍あるものと見なされる。 



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