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山梨県の注文住宅工務店
2016-07-20

住宅での健康を考える《スマートウェルネス》

私たちが健康住宅を考えるきっかけは、工業化住宅が普及し始めた事によります。
外国木材のベニヤ板やプリント合板など、
新建材の大量生産と同時に、化学塗料・防腐剤など大量使用が本格化。
見た目に綺麗な仕上げと便利さに満足し、添加物の恐ろしさを誰も考えていませんでした。
ハンモックで読書
シックハウス症候群という国民病があります。
目に見えない化学物質の脅威を考え直さなければなりません。
新築住宅の室内に入ると、目・鼻・喉にツーンとくる化学物質の臭いを、
新築特有の臭いと考え、危険と思わずに体内に蓄積されてしまう事により発症します。
建材だけでなく、家具・日常生活用品からも化学物質が発散されていると言われています。

シックハウスにならないための条件とは
シックハウス症候群にはさまざまな発症要因がありますが、主に以下の4つが原因と考えられます。

換気をしない
室内の気密性が高い為、室内にカビやダニ、有害な化学物質などの原因となる物質が残ってしまう。
化学反応の出ない無添加の自然素材で床板・壁・天井を仕上げる
健康への影響がもっとも大きいのは、発がん性が指摘されているホルムアルデヒドと呼ばれる化学物質です。ホルムアルデヒドは2003年に建築基準法が改正され、発散量に応じて建材に等級が付けられ、それ以外のものは使用できなくなりました。家具やカーテンなどの化学物質による空気汚染もあるため、予防策を立てることが大切になってきます。
結露のおきない仕様とする事
塗装やクリアー仕上げの建材には調湿性がなく、結露の発生により、化学物質が有害物質へと変化します。これがシックハウスの原因となります。結露予防の為、調湿性のある素材を厳選する必要があります。
断熱・保温性能を守れる資材を使用する事
体温が1度下がると、免疫力は20%、代謝は10%低下すると言われています。健康的な住まいは大きな体温変化を防いでくれる住宅のつくりが理想です。
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