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山梨県の注文住宅工務店
2018-06-05

新築をご検討中の方必見、ZEH・エネゼロにするメリットとデメリット

日本はもとより世界中でC O2の削減に向かって動いています。そこで今回は、ZEH・ゼロエネのメリットとデメリットを簡単に解説していきます。

省エネ

ZEH・ゼロエネにするメリット

住宅の新築をZEHの基準に沿って行うことには、以下のように様々なメリットが存在しています。

光熱費の削減

ZEHは文字通りエネルギー消費が0の住宅ですので、ZEHを満たした住宅にすることにより光熱費は一般的な住宅と比べて大幅に削減できます。

大きめの太陽光発電を設置した場合には、むしろ売電収入で収支が黒字になることさえも期待できます。地球にも家計にもやさしい住まいといえます。

補助金の交付がある

詳しくは他の記事で紹介しておりますが、ZEHを満たす住宅を新築するにあたっては、公募申請によて補助金を受け取ることができます。特に住宅ローンを組んで新築をしようとお考えの方にとっては、まとまった金額の現金が得られることはありがたい話ではないでしょうか。

災害に強い家

太陽光発電で生産されるエネルギーと蓄電池にあるエネルギーを組み合わせれば、自力で生活に必要な電気機器を稼働させることが可能になるため、自然災害によって電力が供給されない時にも心強いという特長もあります。

快適で健康的な暮らしができる住宅に

特に冬ですが、特定の部屋に暖房が付いていることによって廊下や風呂といった他の場所との気温差が激しいことで血圧の急激な変化が起こり、最悪の場合には死に至ることがあります。

ZEHを満たした家ですと、断熱性が優れていますので、建物全体が一定あるいは近い温度で保たれやすくなります。

そのため、住居内の移動では急激な気温の変化にさらされることがないので快適な暮らしができるだけではなく、身体への負担も軽減された健康的な暮らしのできる住宅になります。

ZEHにするデメリット

どのようなものでもそうですが、メリットがあれば必ずデメリットがあります。ZEHを満たした住宅にする最大のデメリットは初期費用が高くなるということです。

断熱性能を高めるあるいはエネルギー消費に優れた設備、あるいはエネルギーを創り出す設備、を導入するにはただ住宅を建てるところに更なる費用がかかります。

場合によっては予算を超えてしまうこともありますので、特に住宅ローンを申請して新築をしようとお考えの方は、資金計画を立てて予算に収まる内容であるかも確認して選ぶようにしましょう。

もう一つ懸念点として挙げられるのは、ZEHがまだ浸透しているとは言い切れないため、ZEHを満たした住宅建築を請け負っていない業者も存在していて、対応していても充分な施工実績を持ち合わせていない場合もあるということです。

経験があまりないということはそれだけ不備にもつながる恐れがあります。

どのような場合でもそうですが、特にZEHの家を建てたいとお考えの際には、その業者がご自身の求める家を建てることができるだけの知識と実績と対応力があるかを比較検討し、じっくりと依頼先をお決めになることをお勧めいたします。

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