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山梨県の注文住宅工務店
2018-05-11

新築を建てるならどっち?ハウスメーカーと工務店の違いを徹底比較!

住宅を建築するときにどこに依頼するのがよいか地元の工務店か、大手のハウスメーカーか。まずは工務店とハウスメーカーの違いを理解し、比較し、考慮し、自分に合った住宅会社を選びましょう。

ハウスメーカーとは?工務店とは?

「新築を建てたいんだけど、どこに頼めば失敗することなくできるの?」
「ハウスメーカーと工務店どっちに頼めばいいの?」
なんて思っている方は多いのではないでしょうか?
そもそも、ハウスメーカーと工務店の違いがはっきりわからないなんて方も多いと思います。実際、この2つの言葉に正式な定義はないためはっきりわからなくて当然なのです。
この2つには正式な定義はないため、確実ではありませんがぼんやりとした答えになりますが、それは規模の違いでしょう。以前はハウスメーカーとは大手住宅メーカーのことを指す言葉でした。しかし、現在では会社の大きさではなく、全国に事業展開しているメーカーを、ハウスメーカーと呼んでいる傾向があります。
それに対し、工務店とは主に地場産業として地元に根付いて事業を展開している会社をいいます。しかし、工務店を名乗りながら全国展開しているような例外もあります。しかし、全く違いがないわけではありません。まず大まかにハウスメーカーと工務店を比較していこうと思います。

大まかに比較してみよう

価格

ハウスメーカーは、規格化・大量生産によりコストダウンを図っているため、工事にかかる費用だけ注目すると、工務店よりも安いです。しかし、大手ハウスメーカーは、有名な芸能人を起用したテレビCMを毎日のように流していますし、豪華なモデルハウスを全国各地に建設しています。したがって、広告宣伝費、モデルハウスの建築維持管理費、営業マンの人件費など、工事以外のところに莫大な費用がかかっています。そのため、総合的に工務店よりも価格が高くなるのです。工務店はハウスメーカーより20%〜30%安いことが多いです。

技術力

ハウスメーカーは、その豊富な資金力を活かして、耐震性や断熱性などの研究をしており、高度な技術を有しています。しかし、現場での建築作業に関しては、各地域の工務店に依頼しています。つまり、ハウスメーカーに注文しても地元の工務店に依頼しても、結果として施工するのは地元の工務店であることが多いです。したがって、現場の作業に関しては、ハウスメーカーと工務店とでは、技術力の差はほとんどありません。また、ハウスメーカーに依頼する場合は、その下請けの工務店を選ぶことはできません。

工期

ハウスメーカーは、マニュアルに沿って大量生産を行い建築を進めていきます。自社工場で、ある程度組み立ててから現場に運び、現場で設置するだけという工法をとる場合もあります。したがって、ハウスメーカーの方が工務店に比べて圧倒的に工期が短いのです。

信頼性

ハウスメーカーの場合は、社会的信頼があるため安心感はあるといえます。しかし工務店の場合でも、地元では有名であったり、その地域からの信頼を得ているところが多いです。しかし、資本力の小さな工務店も多く、20年後、30年後と残っている保証はありません。その点、アフターサービスの安心感という点では劣るといえます。

いかがでしたか?価格・技術力・工期・信頼性におけるハウスメーカーと工務店の違いをご理解いただけたでしょうか。新築住宅を注文する際は、自分が重要視する項目が、コストなのか、技術力なのか、出来上がるまでの時間なのか、信頼性なのかといったところをしっかりと検討してから、目的に合った会社に依頼するようにしましょう。

それぞれのメリット、デメリットを比較してみましょう

ここでは具体的に工務店のメリット・デメリット、ハウスメーカーのメリット・デメリットを比較してみます。

ハウスメーカー

メリット

ハウスメーカーのメリットはやはり社会的な信頼性の高さと品質の良さでしょう。社会的な信頼性の高さは言葉の通りです。品質の高さに関してはハウスメーカーでは自社で住宅部品の研究開発を行なっているところが多く、お金をかけているだけあってその質の高さは文句なしです。また、アフターサービスの充実も大きなメリットでしょう。

デメリット

ハウスメーカーの大きなデメリットは価格だといえます。価格が高くなる原因はハウスメーカーでは工務店とは違い、たくさんの広告をしており、その費用が皆さんの建築費に上乗せされているため価格は高くなっていると考えられます。またハウスメーカーでは施工自体はメーカー指定の工務店が行うため、教育は行っているが、技術に多少の不安が残ってしまいます。

工務店

メリット

工務店のメリットは価格が安いことと要望に対し融通が利くことです。価格はハウスメーカーよりは安く済むことが多いです。理由は先ほどの逆で広告にあまりお金をかけていないからでしょう。また、工務店ではハウスメーカーほど規格化されていないため、融通が利き安いです。これはお客様にとっては、要望を聞いてもらえるためありがたい点といえます。

デメリット

デメリットは品質の不安と技術力のバラつきが考えられます。工務店では価格を抑えるため品質を少し落としているところもあると聞きます。そのため慎重に選ぶ必要があるでしょう。また、技術に関してもハウスメーカーよりはバラつきが大きく、不安があります。

 

まとめ

いかがでしたか?ハウスメーカーにも工務店にもメリット、デメリットがあります。そのため、しっかりと理解した上で自分に合っている方を選ぶ必要があります。ぜひ参考にしてください。

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