とではじまる建築用語と建築専門用語集

 

【戸当たり】(とあ―)
開き戸を閉じた場合、扉が行き過ぎないように竪枠に取付けた突出物の総称。建具枠の一部が戸当たりになっているものもある。
【ドアチェック】
開いた扉をスプリングの力で自動的に閉める装置。本体は扉に付けられ、枠に付けられた2本の腕によって閉じる。既存の扉にも装置できるが、扉は片開きにしかならない。「ドアクローザー」ともいう。
【土圧】(どあつ)
建物の地下部分や擁壁など、土と接触する面にかかる土の圧力。
【ドアハンガー】
吊り扉用の建具金物。
【胴打ち】(どうう―)
木材を伐採したり運搬したりする際、岩石などに当たって損傷すること。また、その傷や割れをいう。
【陶器質タイル】(とうきしつ―)
粘土を焼成してつくったタイル。吸水性があり、柔らかな温かみがあり、内装の化粧材としての持ち味はあるが、機能的にはせっ器・磁器質タイルに劣る。
【凍結深度】(とうけつしんど)
地中の水分が凍る最大の深さ。寒冷地に行くにしたがって深くなる。
【動作域】(どうさいき)
人間がある動作を行う時に、必要とされる平面的・立体的な空間領域のことをいう。
【胴差】(どうざし)
木造の軸組の上階と下階との間に入れる横架材で、各管柱をつなぎ、上階の床を支える梁を受ける。
【同軸ケーブル】(どうじく―)
絶縁体で支持された中央導体を伝導体の管に入れ、全体をさらに絶縁体で被覆したもので、電話、テレビなどの伝送用に用いられる。
【透湿】(とうしつ)
建築物の壁の両側の水蒸気圧に差がある場合、その高い方から低い方へ壁を通して湿気が移ること。
【同潤会】(どうじゅんかい)
関東大震災の翌年、1924年罹災者の救済を目的に財団法人として設立された事業体をいう。中心はRC造のアパートメントにあり、青山アパートや代官山アパートなどがある。1941年解散、住宅営団が継承した。部屋のプライバシー確保、食堂・浴場などの共同施設の導入等、配置手法も含め集住体の新しい像を実現した。
【唐招提寺金堂】(とうしょうだいじこんどう)
奈良市にある奈良時代末期(759年)に唐僧鑑真が建立した律宗の総本山の金堂。天平建築の完備した遺構で、開口7間(28m)、奥行き4間(14.7m)、裳階(もこし)はなく単層。
【東大寺南大門】(とうだいじなんだいもん)
奈良市にあり、1199年上棟、天竺様(大仏様)建築、5間3戸、二重門、入母屋造り、本瓦葺き。なお、大仏殿は江戸中期の再興で、世界最大の木造建築物。
【透水係数】(とうすいけいすう)
土中での水の流れやすさ、すなわち透水性の程度を示す係数。土の中の間隙が多いほど水が流れやすく、透水性が高く、透水係数は大きい。粘性土は、透水係数が非常に低く、事実上不透水層であり、シルトなども透水性が低い。一方、砂および礫は透水性が高い。
【動線】(どうせん)
人または物の動く流れ、またはそれを線で表現したもの。建築物の平面計画および配置計画で最も考慮しなければならない要素の1つである。一般的には、動線は直線的で、かつ短い方がよいといえる。また、異種の動線は互いに交わらないように留意することが、平面計画上重要である。
【胴付】(どうづき)
材の木口の他材の横面に突付けること。T形継手などでは、金物を用いる。
【胴貫】(どうぬき)
柱の胴部分にある貫。
【胴縁】(どうぶち)
板壁・板塀・羽目などの板を取付けるための横材。
【等分布荷重】(とうぶんぷかじゅう)
構造物または材にかかる荷重が、均等にならされてかかる状態のものをいう。
【道路】(どうろ)
建築基準法でいう道路とは、原則として次のようなものである。特定行政庁が都市計画審議会の議を経て指定した区域内では、幅員4mは6mとする。幅員4m以上の公道
幅員4m以上の都市計画または土地区画整理法などによって造られた道
建築基準法の道路の規定がその地域に適用になったときすでにあった、幅員4m以上の既存の道
2年以内に着工される予定のものとして、特定行政庁が指定した幅員4m以上の公道などの予定道路(都市計画道路など)
宅地を造るため、特定行政庁から道路の位置の指定を受けて造った幅員4m以上の私道
建築基準法の道路の規定がその地域に適用になる以前からある幅員4m未満の道で、現にその道に沿って家が建ち並んでいるもので、特定行政庁が指定したもの。この場合には、その中心線から両側へ2m(6m道路指定区域内では3m)の線が道路境界線と見なされる。
【登録】(とうろく)
建築士、建築士事務所などが、その会社的信用力を明らかにするため行うもので、一定の登録要件を具備したものは登録台帳に登録されることになる。
【登録住宅性能評価機関】(とうろくじゅうたくせいのうひょうかきかん)
設計または建設された住宅の工事請負人からの申請に対して、その住宅を日本住宅性能評価表示基準に従って表示すべき性能に関し、評価方法基準に従って評価し、住宅性能評価書を交付することができる期間として国土交通大臣の登録を受けた者をいう。
【道路高さ制限】(どうろたか―せいげん)
敷地の前面道路との関係で建築物の高さの限度を定める制限。原則として前面道路の反対側境界線から敷地の上空に向かって一定角度で引いた斜線の内側に建築物を制限することから、道路斜線制限ともいう。
【道路内の建築制限】(どうろない―けんちくせげん)
建築物または敷地を造成するための擁壁は、道路内にまたは道路に突き出して建築することが禁止されている。
【道路の位置の指定】(どうろ―いち―してい)
土地を宅地として利用するため、新しく私道を造る場合には、特定行政庁から道路の位置の指定を受けなければ、建築基準法上の道路とは認められない。
【道路の幅員】(どうろ―ふくいん)
建築基準法上の道路の幅員は、側溝から側溝までを測り(車道・歩道および側溝を含む)、法敷(のりじき)は含まれない。
【道路法】(どうろほう)
道路網の整備を図るため、道路に関して、路線の指定および認定、管理、構造、保全、費用の負担区分等に関する事項を定め、もって交通の伝達に寄付することを目的とした法律。
【通し柱】(とお―ばしら)
2階以上の木造建築物の階上と階下を通ずる1本材の柱のこと。建物の隅や、壁と壁とが交わるところなどの重要な場所の柱は、通し柱としなければならない。通し柱は建物の階上と階下を一体として、地震や風に対しても丈夫にするためのものであるから、なるべく欠込などは少なくした方がよい。管柱と対比される。
【特殊建築物】(とくしゅけんちくぶつ)
学校・体育館・病院・劇場・観覧場・集会場・展示場・百貨店・市場・ダンスホール・遊技場・公衆浴場・旅館・共同住宅・寄宿舎・下宿・工場・倉庫・自動車倉庫・危険物の貯蔵場・と畜場・火葬場・汚物処理場など多数の人が利用し、または火災などの危険性の高い用途に供する建築物の総称。
【特定街区】(とくていがいく)
市街地の整備改善を図るため街区の整備または造成が行われる地区について、その街区における容積率ならびに建築物の高さ限度および壁面の位置の制限を都市計画として定める街区をいう特定街区として指定された場合、建築基準法第52条から第59条の2までの規定は適用されない。
【特定行政庁】(とくていぎょうせいちょう)
建築主事を置く市町村の区域については、当該市町村長をいい、その他の市町村の区域については、都道府県知事をいう。なお特別区(東京都)または市町村で建築主事の行政事務が、建築基準法の一部に限定されている場合には、その限定部分については、特別区の長または市区町村長、その他については都道府県知事がそれぞれ特定行政庁とみなされる。
【特定建設業】(とくていけんせつぎょう)
発注者から直接請負う1件の建設工事につき、その工事の全部または一部を、下請代金の額が3,000万円(建築工事業は4,500万円)以上の契約を結んで施工しようとする建設業。
【特定建築物】(とくていけんちくぶつ)
バリアフリー新法又は耐震改修促進法によって、バリアフリーや耐震診断・改修などを行う対象となる建築物で、多数の人が利用する建築物など一定の用途と規模が定められている。
【特定高架道路等】(とくていこうかどうろとう)
高架の道路その他の道路であって自動車の沿道への出入りができない構造のものとして定められたもの。敷地が接すべき道路とは認められないが、上空に建築物の建築が認められる場合がある。
【特定工作物】(とくていこうさくぶつ)
開発許可制において、コンクリートプラント、危険物の貯蔵所などの周辺の地域の環境の悪化をもたらすおそれがある工作物(第一種特定工作物)、またはゴルフコース、陸上競技場など大規模な工作物(第二種特定工作物)をいう。
【特定工程】(とくていこうてい)
中間検査が必要な工程で階数3以上の共同住宅の2階の床とこれを支持する梁(はり)の配筋をコンクリートなどで覆う工事の工程、および、特定行政庁が、区域、期間及び建築物の構造、用途又は規模を限って指定する建築工事の工程。特定工程の中間検査合格証がないとそれ以後の工事は施工できない。
【特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律】(とくていじゅうたくかしたんぽせきにん―りこう―かくほとう―かん―ほうりつ)
住宅品質確保法による新築住宅の売主等(建設業者及び宅地建物取引業者)が負う瑕疵担保責任の履行を確保するため、住宅の供給戸数に応じた保証金の供託の義務づけ、住宅瑕疵担保責任保険法人の指定、住宅の売主等と購入者等との紛争処理体制などを定めた法律である。略称「住宅瑕疵担保履行法」。
【特定道路】(とくていどうろ)
容積率制限の緩和規定において幅員15m以上の道路のことをいう。
【特定防火設備】(とくていぼうかせつび)
防火戸などの防火設備のうち、1時間の遮炎性能をもつもの。防火壁や面積(防火)区画の開口部などに設ける。
【特定防災街区整備地区】(とくていぼうさいがいくせいびちく)
密集市街地の防災機能向上のために都市計画として定められる街区。
【特定防災機能】(とくていぼうさいきのう)
防災街区整備地区計画の区域内の各街区が、火事又は地震が発生した場合に延焼防止上及び非難上確保されるべき機能。
【特定用途制限地域】(とくていようとせいげんちいき)
用途地域の指定のないところに環境保持などの目的で定められる地域。建築物等の用途制限は、地方公共団体の条例で定められる。
【特別特定建築物】(とくべつとくていけんちくぶつ)
不特定多数者または高齢者・身体障害者等が利用する特定建築物で高齢者等が円滑に利用できるようにする必要があるとして政令で定めるもの。特に、2,000平方m以上(公衆便所は50平方m以上)の特別特定建築物は、建築物移動等円滑化基準に適合しなければならない。
【特別避難階段】(とくべつひなんかいだん)
避難階段よりも更に一段と防火的に区画された避難用の階段であって、排煙に有効な外部に向いたバルコニーか、または排煙設備を設け防火的に区画された付室(前室)を通じて屋内と連絡するようになっている。
【特別用途地区】(とくべつようとちく)
用途内地域において特別の目的からする土地利用の増進、環境の保護などを図るために定める地区の総称。これらの地区内では、地方公共団体の条例で、それぞれの地区の目的に応じて必要とされる建築制限が課せられることになる。平成10年の改正法により、地区の種類・名称などは都市計画で定められることになったが、従来からの特別用途地区には、次のようなものがある。
特別工業地区 ・文教地区 ・中高層階住居専用地区 ・商業専用地 ・小売店舗地区 ・事務所地区 ・厚生地区 ・娯楽・レクリエーション地区 ・観光地区 ・特別業務地区  
【特命請負】(とくめいうけおい)
最も適当と思われる業者をただ一人だけ選んで請負わせる方式。
【特例許可】(とくれいきょか)
用途地域の制限に適合しない建築物の増築等に対する例外許可をすること。
【特例容積率適用地区】(とくれいようせきりつてきようちく)
低層住宅専用地域と工業専用地域以外の用途地域内の適正な配置・規模の公共施設を備えた土地の区域で、建設法52条1-9項による容積率の限度からみて、未利用となっている建築物の容積を活用して土地の高度利用を図るため都市計画で定める地区で、高さの最高限度が定められる。この地区内の土地所有者は、特定行政庁に、低利用の土地を含む複数の土地に関し、特例容積率の指定を申請することができる。
【土工事】(どこうじ)
土砂の掘削・切取り・盛り上げ・埋め戻しなどを行う工事。
【都市基盤整備公団】(としきばんせいびこうだん)
旧都市基盤整備公団法による特殊法人。平成11年住宅・都市整備公団の解散に伴い、権利、義務を引き継いだが、平成16年独立行政法人都市再生機構設立に伴い廃止された。
【都市計画】(としけいかく)
都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備および市街地開発事業に関する計画で、都市計画法第2章に定められた手続きに従い定められたものをいう。
【都市計画区域】(としけいかくくいき)
市または一定の要件を備えた町村の中心市街地を含み、かつ、自然的および社会的条件などを勘案し、一体の都市として総合的に整備し、開発しおよび保全する必要がある区域で、都道府県が指定するもの。原則として、市街化区域と市街化調整区域に区分される。
【都市計画事業】(としけいかくじぎょう)
市町村、特別区、または都道府県もしくは国が、それぞれ都道府県知事、または国土交通大臣の認可を受けて行う都市計画施設の整備に関する事業および市街地開発事業をいう。
【都市計画施設】(としけいかくしせつ)
都市計画として定められた都市施設のこと。
【都市計画法】(としけいかくほう)
都市計画の内容およびその決定手続、都市計画制限、都市計画事業その他都市計画に関し必要な事項を定めることにより、都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、もって国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的とする法律。
【都市下水路】(としげすいろ)
主として市街地における下水を排除するために地方公共団体が管理している下水道(公共下水道、流域下水道を除く)で、一定規模以上のものをいう。
【都市再開発】(としさいかいはつ)
老朽建物が密集し、道路・公園が不足している地区など、市街地としての環境が悪く、あるいは土地の利用状況が適当でない市街地の一角について、建物を健全な姿に建替え、道路・公園・敷地内空地などを十分に確保して、健全な市街地によみがえらせること。
【都市再開発法】(としさいかいはつほう)
市街地の計画的な再開発に関し必要な事項を定めることにより、都市における土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ることを目的とした法律。
【都市施設】(とししせつ)
都市計画として定めるべき交通施設、公共空地、供給施設または処理施設、水路、教育文化施設、医療施設または社会福祉施設、市場・と蓄場または火葬場、一団地の住宅設備、一団地の官公庁施設、流通業務団地などをいう。
【図書の保存】(としょ―ほぞん)
建築物の維持管理上も、建築物の設計図書の保存は重要であるが、法律上は、次のように定められている(平成19年の士法改正で保存期間が5年から15年に強化された。)。建築士事務所の開設者は、同事務所の業務として作成した建築物の設計図書のうち、配置図、各階平面図、2面以上の立面図・断面図を、構造計算を要するものは更に基礎伏図、各階床伏図、小屋伏図、構造詳細図および構造計算書などを、作成した日から15年間は保存しなければならない。
【都市緑地法】(としりょくちほう)
都市の緑地の保全と緑化の促進を図るため、緑化地域内に緑化率が定められ、建築行為等の制限がある。緑化率に関する規定は建築基準関係規定とみなされて建築確認の対象になる。緑地保全地域、緑地協定制度もある。
【吐水口空間】(とすいこうくうかん)
衛生器具などの給水管の管端または水栓の吐水口端と、その容器のあふれ縁との垂直距離。クロスコネクション防止のために、必ずこの空間を確保する。
【土台】(どだい)
木造の柱の下端に配置する横材。布基礎などの基礎の上にアンカーボルトで緊結する。
【土地区画整理法】(とちくかくせいりほう)
都市計画区域内の土地について、公共施設の整備改善および宅地の利用の増進を図るため、土地の区画形質の変更および公共施設の新設または変更に関する事業の施行に関することを定めた法律
【トーチ工法】(―こうほう)
防水工法の一種。アスファルトルーフィングの表層をトーチバーナーで加熱、溶融して下地に接着し、下地とルーフィング間を接合して防水層を形成する。
【土地収用法】(とちしゅうようほう)
公共の利益となる事業に必要な土地などの収用または使用に関し、その要件、手続および効果ならびにこれに伴う損失の補償などについて規定し、公共の利益の増進と私有財産との調整を図り、もって国土の適正かつ合理的な利用に寄与することを目的とした法律
【土地利用計画】(とちりようけいかく)
都市計画において、地域地区、促進地区、都市施設を適正に配分することにより、都市機能を維持促進し、かつ、住居の環境を保護し、商業・工業などの利便を増進し、美観風致を維持し、公害を防止するなど適正な都市環境を保持するために定める土地利用に関する計画をいう。
【トップライト】
天窓または天窓からの採光。
【都道府県都市計画審議会】(とどうふけんとしけいかくしんぎかい)
法律でその審議会の権限とされる都市計画に関する事項について調査審議をし、及び都道府県知事の諮問に応じて都市計画に関する事項を調査審議するため、都道府県に設置される期間。同審議会は都市計画に関する事項について、関係行政機関に建議することもできる。なお、同様の趣旨で、国土交通省には社会資本整備審議会が設置される。また、市町村にも市町村都市計画審議会が置かれることがある。
【砥の粉】(と―こ)
黄土を焼いて造った粉で、木材の塗装の下地や目止めなどに用いられる。
【飛付布丸太】(とびつきぬのまるた)
丸太足場で、布丸太のうち、地上第1番目のものを特に飛付布丸太という。普通の布丸太の間隔が肩または腰の高さが適当であるのに較べてかなり高く(3mくらいまで)するため、作業員がこれに飛びついて登るのでこう呼ばれる。
【塗膜防水】(とまくぼうすい)
コンクリートの屋根や外壁などの防水工事で、ウレタンゴム系やアクリルゴム等の合成高分子系の液状材料を塗布する方法。硬化して皮膜を形成し、防水層となる。
【留】(とめ)
隅角部の接合方法の一種。
【共周り】(ともまわ―)
ボルトを締付ける時、ナットとボルト・座金が一緒に回ってしまうこと。締め固めができないので、このような固定は不可とされる。
【ドライアウト】
セメントやモルタルなどが硬化しない現象のこと。塗り厚が薄かったり、乾燥が急激だったりした時に、結晶水不足が生じて起こる。
【ドライウォール工法】
石膏ボードをテーピングの技術で仕上げる内装下地の工法で、建築物の耐火性能を高めるものである。枠組壁工法に下地は原則的にドライウォール工法になっている。
【ドライエリア】
地下外壁に沿って掘り下げて設けた空堀りの空間。地下室の採光、換気、防湿などのために設ける。
【ドライブイット】
コンクリートまたは鉄材に釘を打つ装置。火薬で打込むものと、ハンマーで打込むものがある。一般に釘のきかないコンクリート壁に配管を行ったり、棚などを取付けるのに便利である。
【ドラグライン】
根切りを行う場合に使用する掘削機。かき取りバケットをロープで引き寄せながら掘削し、順次後退する。
【トラス】
構造体の形式の1つで、骨組みを組むとき、三角形の組合せになるようにするもの。三角形は変形しにくいので、外力がかかったときも抵抗が強く、形が崩れず、材は曲げられることがないので有利である。短形は外力に対しては形が崩れやすいが、三角形は丈夫である。小屋組のときも、大きくなると和風小屋組は梁を太くしなければならないが、トラス小屋組は梁は細くてもよい。
【トラッククレーン】
トラックに起重機を取付けた施工機械。鉄骨の建方などに用いる。
【虎綱】(とらづな)
タワー、ガイデリックなどを支えるのに使う綱。単にとらともいう。
【トラップ】
衛生器具に近い排水配管の一部に水をためて、臭気などの逆流を防止する装置のこと。一般に排水トラップ、封水トラップという。数種類のものがあり、使用目的によって使い分ける。
【トラバース】
測量用語で、距離または角度を測るとき、いくつかの基準となる点を設けるが、その点を直線で結んだものをトラバースという。多角形となるものを閉トラバースという。
【ドラフトチャンバー】
臭気その他有毒ガスを発生する実験を行うための小室。換気筒を備え、前面に扉を設け、通風は自然または誹風機による強制式とする。
【トランシット】
測量に用いられる角測定器機。転鏡儀ともいう。
【ドリス式】(―しき)
ギリシャ建築の柱頭装飾様式の1つ。最も古いオーダーで、ベースがなく柱は基壇に直接建つ。
【ドリフトピン】
鉄骨工事の部材接合の際、各部材のボルト等の孔に打込み、孔合せを行うのに用いるピン。
【ドリル】
木材にボルトの孔をあけたり、鉄板にリベットの孔をあけるのに使う孔あけ用の器具。
【トルクコントロール法】(―ほう)
鉄骨部材を高力ボルトで接合する際に高力ボルトの導入軸力をトルク量により判定する方法。現在はこの方法が一般的である。
【トルクレンチ】
ボルトを締付けるときのトルクの力が明示されるようになっているレンチ。高張力のボルト締付け、または検査に用いる。
【トルシア型高力ボルト】(―がたこうりょく―)
ボルトのねじ部の先にピンテールと呼ばれる部分を取り付け、施工性を改良した高力ボルト。原則として、大臣認定を取得した製品を用いる必要がある。通常の六角高力ボルトに比べて、最終的な締め付け完了をピンテールの破断で確認できるため便利であることから、近年、建築工事で用いられているのは、ほとんどがトルシア型である。工事の際には、マーキング、二度締め等のルールを守らないと、共回りの有無、必要なトルク値、導入軸力の確認が困難になるので注意が必要である。
【トレミー管】(―かん)
水中コンクリート打ちに用いる水密なコンクリート輸送管。
【トレンチカット工法】(―こうほう)
閉削工法の一種で、一度に全断面掘削ができない場合に採用する。まずトンネルの両側壁または中央壁を掘削し、これらを構築してから、残りの部分を掘削して完成させる。
【ドレンチャー】
建築物の出入口や軒先などに散水口を列状に多数取付け、これから水をふき出させることにより水膜を作り、隣接物からの延焼を防止する消化設備。建築基準法では防火設備の1つ。
【とろ】
セメントペースト。セメントと水を練り混ぜたもの。
【ドロップハンマー】
杭の打込みの際に用いる鋼製のおもり。
【とんぼ】
土工事・石工事・左官工事といろいろな部門で違った意味に使われている。土工事では根切り底の深さを検査するのに使うバカ定規をいう。石工事では仕上げに使うつちのよび名。左官工事では下げ()のことをいう。


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