黄色は、花の色に由来する名前が多く、「蒲公英(たんぽぽ)色」「向日葵(ひまわり)色」「山吹色」などは黄色を代表する色名です。
他にレモン色を表す色名に「レモン色」「レモンイエロー」があります。これらは明るく輝きのある色です。
古代中国の哲学思想である陰陽五行説では黄色は皇帝を表す色で、権威を象徴する色でした。この色彩感は日本に伝わり、日本独特の信仰を生んでいます。
黄色のイメージ
古代中国の春秋時代から戦国時代にかけて確立されたという陰陽五行説で、黄は「木、火、土、金、水」の五元素の真ん中の土(大地)にたとえられました。
そして中国での中央は皇帝を表し、皇帝の色が黄色となりました。
この思想が沖縄に伝播した例が、琉球王朝の尚家の染織品である琉球紅型などに残っています。
黄色が光沢を帯びると金色になります。金色は、皇帝達が身近に置きたい色でした。現在でも金色は豪華さや高級感を表す代表色になっています。
一方ヨーロッパでは囚人服の色に使われたり、犯罪者の家の壁を黄色で塗るなどと忌まわしいイメージも持ち合わせています。
カラー心理
黄色は集中力や論理的な思考、判断力を高める色です。
不安にとらわれて気分がすぐれないときや判断力が鈍っているときなど、その張り詰めた緊張感を取り除き、快活で知的で説得力ある行動へ方向づける色です。
また、気分をリフレッシュして明るい気持ちに導く働きがあります。
判断力が落ちているときに意識をはっきりさせて、集中力を強化する効果があります。ただし多量に用いると刺激が強すぎて、逆効果になることもあるので注意が必要です。
黄色を好む人
黄色を好む人は明るく無邪気で天真爛漫な人が多いのですが、不安にとらわれてくよくよ考え落ち込むというような二面性をもっているところがあります。
しかし楽天的なところも強く、自由を求め束縛を嫌うあまり、わがままで自己中心的に子供っぽいところが強く印象に残る人でもあります。
またひとりでいることを苦手にする色でもあり、さびしくて人に甘えたくなる色でもあります。趣味や交友関係など楽しみを外にもつ人に向いているといえます。
マーケティングで使われる黄色
黄色は、特に日中の認識性を高めることを得意としています。
黄色は赤色と同様、進出効果が高い色彩の膨張色で目を引く効果がもっとも高い色といます。とても視覚効果の強い色ですから、道路の工事標識など注意を促す目的で利用されています。注意を喚起する色としての黄色の意味があり、たとえば信号機は「注意するように」と、社会生活でのルールを伝えています。
マーケットでは注目を引き付ける効果を狙って、黄色が活用されています。
その意味をダイレクトに利用しているのが防災関連グッズです。インターネットにおいて、ウィルス対策やセキュリティー関連商品パッケージなどにも活用されています。
黄色のキーワードとして、「明るい」「快活」「陽気」「希望」「温もり」「暖かさ」「陽だまり」「光」「元気」「注意」「子どもっぽさ」というメッセージをもちます。
黄色を使うときの注意
認識製の高さを利用してイエローは、看板や広告、商品パッケージにも頻繁に用いられます。
イエローは小面積でも十分効果があります。注目させたい部分だけに少量使う方法でも、より効果的でインパクトを与えます。イエローを大きな面積で使うと、視覚への刺激が強いため疲れやすくなります。その結果、落ち着きがなくなり、長時間の作業や集中力を要する場合には適さないでしょう。
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