しではじまる建築用語と建築専門用語集

建築用語集 「し」

【地板】(じいた)
・床面と同じレベルに敷かれた板、またはその板敷の部分。
・付け書院の地袋の下に敷いてある底板。
【シェル構造】(―こうぞう)
殻構造、曲面版構造、曲版構造ともいい、局面版を構造材として使った構造のこと。曲版のもつ力学的特質を利用した軽量で耐力の大きい構造物で、大スパンの屋根に用いられる。
【紫外線透過ガラス】(しがいせんとうか―)
普通に用いられる並板ガラスは、その成分中の酸化第二鉄のために紫外線を吸収して透過しない。紫外線は特に生物に対して生育促進作用と殺菌作用があるので、サナトリュウムなどでは紫外線を屋内に十分導く必要がある。このため紫外線の透過率が高くなるように考えられたガラスが、紫外線透過ガラスである。
【敷居】(しきい)
主として部屋の区画を設けるために床に敷く横木。建具を受けるための横木を含めて敷居という。
【敷桁】(しきげた)
柱や壁の上にあって小屋梁をのせる桁。
【磁器質タイル】(じきしつ―)
焼成温度の高低により磁器質タイル、せっ器質タイル、陶器質タイルなどに分類される。寒冷地の外壁に用いるタイルは吸水率の低い(0.3%以下)磁器・せっ器質タイルを使用しないと凍結による破損がある。磁器質の焼成温度は1,250-1435℃で、温度差でさらに低・中・高火度磁器に細分される。素地は白色半透明、非吸水性、叩くと金属製の音がして堅硬。透明または半透明の釉薬(ゆうやく)をかけることが多い。
【敷地】(しきち)
建物が1棟しかない場合には、その建物の敷地をさすが、用途上一体となった2棟以上の建物がある場合には、その2棟以上の建物の敷地全体を建築基準法では1つの敷地とみなす。
【敷地面積】(しきちめんせき)
敷地の水平投影面積をいう。
【敷きとろ】(し―)
石やれんがを積む前に敷く、軟かいモルタルのこと。
【敷パテ】(しき―)
建具などにガラスをはめ込む前に、建具とガラスのなじみをよくする為に框・桟などに敷込む少量のパテ、およびこのようなパテを敷込むこと。
【敷目板】(しきめいた)
羽目板の継目にあてる幅の狭い板を目板というが、特に裏面に取付ける目板を敷目板という。底目板ともいう。
【敷目板張り】(しきめいたば―)
敷目板を使った板の継ぎ方。
【地業】(じぎょう)
建築物の基礎を支えるため、地盤に杭打ちをしたり、割栗石を突き固めたりすることをいう。
【軸組】(じくぐみ)
木造や鉄骨造などで土台・柱・桁・筋違(すじかい)などで組まれた構造体の主な骨組みをいう。
【仕口】(しぐち)
2つ以上の部材を直角またはある角度をもって接合する方法、またはその接合箇所。
【軸吊り丁番】(じくづ―ちょうばん)
開き扉を軸吊りにするための金物で、天地で堅吊りにする場合に用いる。床にじかに取り付ける床埋め型と、建具枠に取り付ける枠付型の種類がある。また扉から突出して軸芯を設ける場合と、扉の上下に軸吊孔を設ける場合とがある。「ピボットヒンジ」ともいわれており、下のヒンジにドアチェック機構を組み入れた「フロアヒンジ」などがある。
【地組み】(じぐ―)
木工事の建方の前に構造材を地上で下組みすること。
【指向性ガラスブロック】(しこうせい―)
ガラスブロックの透過する光線を、プリズムを応用して一定の方向に向かうようにしたものをいう。
【自在戸】(じざいど)
内開き、外開き共に自由に開くことのできる戸。
【地震感知器】(じしんかんちき)
地震が発生すると、本震(S波)の前に、初期微動(P波)が到達するが、このP波を検知して、エレベーターを最寄階に着床させるための信号を発信する装置である。従来は、S波を検知して、制御していたが、最近では、P波地震感知器がよく使用される。
【シージングボード】
外壁や屋根などの下地材に用いられるアスファルトを含浸させた木質繊維板材。耐水性に優れている。シージングインシュレーションボード、シージング石こうボードなどがある。
【シスタン】
水洗便所の洗浄用水槽のこと。水槽の取付け位置によってハイシスタン(ハイタンク)とローシスタン(ロータンク)に分けられる。ローシスタンは使用時の騒音は少ないが、水量は多くなる。
【システムキッチン】
部屋の内法寸法に隙間なく対応するため、いくつかの大きさの寸法体系化されたベースボックスが用意されており、これらを目的に合わせて組合せ配列し、継ぎ目のない1枚カウンターをその上に乗せ、シンクや熱源。調理器具その他を落とし込み、ビルトインするキッチン。
【システム天井】(―てんじょう)
天井裏の空間に照明や煙感知器などの設備機器を組み込んで一体化した天井。
【自然換気設備】(しぜんかんきせつび)
温度差を伴って生ずる、風による換気の原理に基づいた換気設備のこと。自然換気のことを別に重力換気ともいう。
【下ごしらえ】(した―)
木材・石材などを取付ける前または定められた寸法に仕上げる前に、その大きさにあらかじめ加工すること。
【下見板張り】(したみいたば―)
板を横に重ねて張ったもの。重ね合ったところを羽重ねという。主として木造の外壁に使われる。
【漆喰】(しっくい)
消石灰にのり材としてつのまたなどを混ぜるとき、麻などをすさとして加えて練ったもの。下塗り、中塗りには砂も加える。
【湿式構造】(しっしきこうぞう)
施工するときに水を使うコンクリート・漆喰・土塗壁などを用いる構造をいう。施工するのに水を使わない構造(乾式構造)にくらべて乾きを待つため、どうしても施工に時間がかかる。
【决り】(しゃくり)
板のそばなどを長手に沿ってきざみつけたり、えぐったりすること。溝形にえぐること。
【斜材】(しゃざい)
筋違(すじかい)・方杖・火打材など、構造物を地震や風力などの外力に対して強くするため、軸組の中に斜めに入れる材。
【斜線制限】(しゃせんせいげん)
道路の環境。相隣との調和・北側敷地の環境保持などの理由により、建築物の各部分の高さは、前面道路の反対側の境界線、隣地・北側隣地境界線からの距離によって、それぞれ一定の角度でセットバック制限を受けることをいう。
【しゃち】
重ね梁などのように2つの木材を重ねて使う場合、その接触面にずれを生じないようにするために、ところどころに欠き込みを作って入れる木片をいう。
【シャフト】
各種の配管・配線・ダクトなどを設置するために床に穴を開け壁で区画した竪穴部分。竪穴を通じて火災が上階へ延焼するのを防ぐため防火区画として「竪穴区画」をする場合がある。
【シャーレン】
シャーレン、シェルあるいは殻構造など種々の名でよばれるが、荷重または外力を面内応力として処理する構造であるため非常に薄い版を梁なしに柱や壁の上にのせることができる。
【集成材】(しゅせいざい)
厚さ2.5-5cmの板(ラミナー)を、繊維方向を長さの方向にして積層接着したもので、長さおよび幅継ぎともに行われる。グルーラムとも呼ばれる。
【主筋】(しゅきん)
鉄筋コンクリート部材に入れる鉄筋のうち、軸方向力または曲げモーメントを負担する鉄筋。柱・梁では軸方向、床版では通常の場合短辺方向の鉄筋をいう。
【樹脂】(じゅし)
天然樹脂とは樹皮からとれるやにのことをいう。最近は人造の合成樹脂が多くなり、塗料・コーキング材などに使用されている。
【重力換気】(重力換気)
室内外の温度差による換気で換気量は開口部面積に比例し、開口部の高低差、

温度差の平方根に比例します。
【主体工事】(しゅたいこうじ)
建築工事を大きく二分して主体工事と仕上・雑作工事とに分けることがある。基礎工事から柱・梁・床などの骨格工事までを主体工事という。木造・鉄骨造では建前まで、コンクリート造では、屋根またはペントハウスのコンクリート打上げまでをいう。
【主要構造部】(しゅようこうぞうぶ)
壁・柱・床・梁・屋根・階段をいい、単なる間仕切壁・間柱・最下階の床・小梁・庇・局部的な小階段などは含まれない。主に防火の見地から定められた部分。
【準遮炎性能】(じゅんしゃえんせいのう)
建築物の周囲で発生する通常の火災を有効に遮るために防火設備(防火戸など)に必要とされる性能。
【準耐火性能】(じゅんたいかせいのう)
通常の火災による延焼を抑制するために建築物の部分に必要とされる性能。耐火性能に準ずる性能で、この性能をもつ構造を準耐火構造という。
【準防火性能】(じゅんぼうかせいのう)
建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼の抑制に一定の効果を発揮するために外壁に必要とされる性能をいう。
【ジョイナー】
ボード貼り仕上げの接合部に、目地をカバーする細い棒状の材料。アルミニウム製、プラスチック製で形状も多種ある。
【書院造り】(しょいんづく―)
この様式は室町時代に形式づけられ、桃山時代に大成した武家の標準的な住宅形式。現在の日本住宅にはこの様式に影響される点が多い。邸宅の主室には床・棚・書院が造られ、間仕切りによってプランが自由になったことが特徴である。
【蒸気暖房】(じょうきだんぼう)
ボイラーで蒸気を発生させ、これを循環させて放熱器により暖房を行う方式。配管方法などは比較的簡単で、短時間で暖房することができるが、蒸気が止まるとすぐに冷え、かつ、室内の空気が乾燥しやすい欠点がある。
【定規縁】(じょうぎぶち)
両開き扉、引き分け襖など2枚の戸の出合う部分につけ、すき間を防ぐ幅の細い木。
【床版】(しょうばん)
スラブ。建築物の床のうち、構造耐力上主要な部分となる構造床のこと。「床板」とも書く。
【ショットクリート】
圧縮空気を使った吹付器によって、直接施工面に吹付けられたモルタルをいう。
【シーラー】
多孔性、吸収性の大きい被塗面に塗る下地調整用下塗り塗料の総称。肉持ちがよく、研磨し易い。下塗りは素孔を埋め、ピンボールの発生を防止し、透水、透気を防ぎ、上塗りの膜厚不足を補うとともに、上塗りの付着性を高め、被塗面をより平滑にするために行う。
【シリカセメント】
ポルトランドセメントにシリカ質混合剤(白土)を混合したもの。特長は高炉セメントとほぼ同じで、一般建築工事用のほか、海中コンクリート用にも使われる。
【シリコン樹脂】(―じゅし)
けい素(シリコン)を主成分とする合成樹脂。接着剤などの原料となる。
【シーリング材】(―ざい)
カーテンウォール、サッシュまわりなど、防水のための建築物の目地に充填する合成樹脂または合成ゴムのペースト。「シーランド」ともいう。
【シーリングライト】
室内における照明器具のうち、グローブなどを天井に直付けにする型のもの。
【シルト】
粒径が砂と年度との中間の範囲にある土。直径0.074-0.005mmのものをいう。
【白ガス管】(しろ―かん)
亜鉛めっきした配管用の鋼管で、単に白管とも呼ばれ、給排水、油、ガス用菅として使用される。
【真壁造り】(しんかべつく―)
普通の日本の壁のように柱を外に現して、柱と柱の間に壁をおさめた形式で、大壁造りと対比される。
【人工骨材】(じんこうこつざい)
人工的に作った骨材で、粒状の粘土を焼いて作る。
【心材】(しんざい)
太い木材の中心部の赤い部分である。細胞組織が枯れていて、固く、製材しても狂いがない。赤味ともいう。
【心去り材】(しんさ―ざい)
樹心部を避けて製材された材。垂木、根太などの断面積の小さい材に多い。
【伸縮目地】(しんしゅくめじ)
屋上防水層の押えモルタルなどには、温度差による伸縮であちこちに亀裂ができる。この亀裂をふせぎ、かつ、その影響が防水層に伝わらないように目地を設ける。その目地を伸縮目地という。
【シンダーコンクリート】
石炭がらなどを混ぜたコンクリートで、軽いので屋上の直射光をふせぐ防熱層として厚く敷いて用いられる。
【真束小屋組】(しんづかこやぐみ)
洋式小屋組の一種で、トラス式の小屋である。棟の真下に真束がくるのでこの名前がある。真束と陸梁は引張材で、合掌は圧縮材である。
【伸展剤】(しんてんざい)
油性ペイントなどに使用してその粘度を小さくし、施工をしやすくするものである。アルコール・ベンジン・石油などがある。
【振動打ちコンクリート】(しんどうう―)
打込みの時に振動を与えて充填したコンクリート。打込んだコンクリート内部から振動を与える場合と、外部から振動を与える場合とがある。
【シンプルブーム】
単純梁のこと。
【心持材】(しんもちざい)
樹心を含んだひき材。土台・柱・梁などの断面積の大きい材には一般に心持材を使用する。
【針葉樹】(しんようじゅ)
葉が細い種類の木の一般名で、杉・檜・松・樅(もみ)・ひば・椹(さわら)などがこれにあたる。構造材によく使われる。広葉樹に比べると強度では劣るが、産出量が多く、真っすぐな材がとりやすく、加工しやすく、安価という利点をもつ。


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