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山梨県の注文住宅工務店
2016-07-20

住まいのメンテナンス

長く快適な住生活をお送りいただくために

住宅を構成しているのは、柱や梁などの木材屋根材、壁材など土等の自然素材や金属から作成した住宅建材、キッチンやユニットバスなどの工業製品で構成されています。

そして、住宅は 雨・雪・風・熱 といった自然環境に常時さらされています。

さらには、生活する中での使用劣化も進んでいきます。

住宅を良好な状態で長くお住まい頂くには、定期的に点検し、お手入れ=メンテナンスすることが必要です。

しかし、多くの素材で構成されている住宅は、使用されている建材や部位によってお手入れ方法や、時期にも違いがあります。

ここでは部位別・建材別にまとめてご説明していきます。

構造

住宅の根幹となる「骨組み」。
耐震性能を満たすために、その劣化を防ぐことは必須となります。木造住宅の場合、躯体の多くは木材で構成されていて「屋根」「外壁」「内壁」などで覆われています。
主となる成分が木材である以上、腐朽を避ける必要があり、一定以上の水分を避けることは必須となります。
そのため、躯体を覆う「屋根」「外壁」の防水処理は住宅を長持ちさせる上で絶対必要な処置となります。
また土台部分においては、シロアリ対策としての防蟻処理が必須となります。

防蟻(シロアリ対策)

住宅の土台を驚かすシロアリの駆除は必須となります。シロアリ対策には、定期的な薬剤散布を行って処理をする方法と薬剤を使わずに巣ごと対峙する方法があります。また楽建舎ではシロアリ被害をゼロに近づける工法にて施工し、施工後のもしものシロアリ被害を補償する制度も導入しています。

屋根

屋根は雨風・夏冬の寒暖の差、時には台風などの自然の驚異にさらされています。
損傷や劣化の可能性が高く定期的なメンテナンスは必須と言えます。
さらに、下地・仕上げ・形状・仕様により、それぞれ考えられるリスク要因と対応が必要となります。

ベランダ・バルコニー

漏水の原因の上位に位置するベランダ・バルコニー。
これは壁面との取り付け部分の劣化の対応が必要です。また、外部に出る踊り場として考えた場合、水による腐朽は危険です。
トップコートの劣化を視野に入れ、再塗布10年に一度は必要となることや、2008年以前の防水仕様で施工されている場合にも注意が必要です。

外壁

外壁も屋根と同様に、外部環境の影響を直接受ける部位です。
仕上げによってリスクやメンテナンス方法が違います。
下地材に関しては、外壁材の張替えを行う時期に同時に張り替えることが前提となります。
外壁材によってはシーリングを使用していることがあります。シーリングは5年後くらいから劣化しひび割れや粉化し始め、10年後には打ち替えを行う必要があります。
2階建など足場が必要となり、費用も掛かる事から、建築当初から視野に入れ資金計画をする必要の高い部位でもあります。

室内壁・天井

日常の生活空間である室内の壁や天井は、一般的には10年に一度の補修を行うように記載しています。
ですが、その使用頻度や掃除等のお手入れ方法によって補修のタイミングが変わります。
クロス・繊維壁・漆喰・板張りなどそれぞれの仕上げ方法に張り替えや再施工・補強などが必要となります。

設備機器

トイレやユニットバス、キッチン、給湯器など日常生活に欠かせない設備機器もそれぞれに入替が必要となります。
ご家族構成の変化によって採用商品が変わる可能性が高い事もあり、どのタイミングで入れ替えを行うかをそれぞれのライフスタイルに合わせ検討する必要があります。ただし、給湯器に関しては法定点検対象品であり、同等品との入れ替えとして10年毎の入れ替えを推奨しております。

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