ひではじまる建築用語と建築専門用語集

建築用語集 「ひ」

【ピア地業】(―じぎょう)
橋脚、大口径杭ケーソン基礎などのように、地盤を掘削して杭をその場所で作ったもので、長さに比べて断面の太いものをいう。現在ではケーソン基礎を指すようになり、一般の用語としては、あまり使われなくなっている。
【火打ち】(ひう―)
水平に直交する部材の交差部が、しっかりと固定されるように斜めにかけ渡される補強材。土台面・床面・(ろく)(はり)面などに設けられる。
【控壁】(ひかえかべ)
組積造等で、壁の外側に壁が倒れないように取付ける補強壁を言う。補強コンクリートブロック造の塀の控壁は、長さ3.4m以内ごとに設ける。
【控柱】(ひかえばしら)
木造建築物で、傾斜防止の補強のために立てる斜めの支え柱のこと。
【日影規制】(ひかげきせい
)
住宅地の日照条件の悪化防止のため、冬至日に中高層建築物(低層住専の地域では軒高7m超過または3階建以上、その他の地域では高さ10m超過の建築物)が周囲に落とす日陰の時間を制限するもの。規制の対象区域と日影時間の組み合わせは、法律の定める範囲内で地方公共団体の条例で定められている。日影時間は、低層住専地域では平均地盤面から1.5m、その他の地域では4mまたは6.5mの高さの水平面において、敷地境界線からの水平距離が5mと10mの線を突出するものが制限の対象となる。
【引違戸】(ひきちがいど)
通常の住宅の窓などに使用される引違いになっている戸。開き戸に比べて開口度は小さいが、開閉のスペースを必要としないのが特徴である。
【引通し墨】(ひきとお―ずみ)
木造床の取付けの基準になる墨。
【火格子面】(ひごうしめん)
ボイラーの燃焼を行っている部分の名称。
【被災市街地復興推進地域】(ひさいひがいちふっこうすいしんちいき)
大規模な火災、震災などで相当数の建築物が滅失した市街地の計画的な整備改善を推進して、その緊急かつ健全な復興を図る必要があると認められる土地の区域について、都市計画で定められる地域。平成7年阪神・淡路大震災を契機に制定された被災市街地復興特別措置法による。
【ビザンチン建築】(―けんちく)
4-15世紀のイスタンブールを中心としたビザンチン帝国の建築で、ギリシャ・ローマ・ペルシャ・メソポタミア建築などの諸要素が組合されて作りだされた建築様式。第一盛期(6-7世紀)にはペンディティブドームを好んで用いる主意法が取られ、この時期を代表する教会堂の傑作に、アヤ・ソフィアが挙げられる。
【びしゃん】
石材の表面を仕上るのに使う道具の一種。
【びしゃん仕上げ】(―しあ―)
石材の表面仕上げの1つで、びしゃん叩き(びしゃんハンマーで石材表面を叩いて平坦にすること)を施した仕上面を「びしゃん仕上げ」という。近年、エアー工具を使った「機会びしゃん仕上げ」の普及により省力化とコストダウンがはかられている。
【非常用エレベーター】(ひじょうよう―)
火災などの際に、消防隊がビル内の人命救助、消防活動に当たるための昇降機で、高さが31mを超える階に居室を持つ建築物には、原則として設置が義務付けられている。
【非常用の照明装置】(ひじょうよう―しょうめいそうち)
災害時に常用電源が切れた場合、混乱を防止し、かつ、安全な非難を確保するために設けられる照明器具。一定の特殊建築物や大規模建築物などの居室と避難経路に設置が義務付けられ、直接照明とし、床面で1ルックス以上の照度が確保されなければならない。
【非常用の侵入口】(ひじょうよう―しんにゅうこう)
火災などの際、消火活動や救出活動を行うために設けられる屋外からの進入口。道路または幅員4m以上の敷地内通路のいずれかに面する3階以上の外壁で高さ31m以下の部分に設置することが義務付けられている。
【ピストル】
リベットを打つ機械。リベッターのこと。
【歪】(ひずみ)
外から力を加えられて材が変形するとき、その変形を歪という。引張られたときの歪は伸びで、圧縮されたときの歪は縮みである。歪の大きさの材のもとの長さで除したものを歪度という。
【ピットの深さ】(―ふか―)
エレベーターの昇降機の底部で、かごが停止する最下階の床面から、昇降機の底部の床面までの垂直距離をいう。
【引張り】(ひっぱ―)
物体を両端から引き伸ばすことが引張りで、引張る力を引張力という。引張力は「張力」ともよばれる。
【引張応力度】(ひっぱりおうりょくど)
引張力によって単位面積に働く応力の大きさのこと。
【引張鉄筋】(ひっぱりてっきん)
曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の、引張力が生じる側に配置した鉄筋。
【必要換気回数】(ひつようかんきかいすう)
室内の空気環境を良好な状態に保つために必要な最小限の外気取入量を室内容積で割った値で単位は回/hで表す。
【ビード】
・溶接部の溶着金属によって生じる波状の帯状の層
・サッシのガラスを固定するため溝に挿入する合成樹脂のクッション材
・壁や、隅角部に取付ける玉縁の細長い材料(コーナービード)
【ヒートアイランド】
大都市では、排気ガス、冷暖房等の影響で、周辺部よりも気温が高くなる。同じ温度の地点で結んでいくと島のようになる。このことを熱の島(ヒートアイランド)と呼ぶ。
【一側足場】(ひとかわあしば)
建地が1列だけでこれに布を取付けた足場。片足場、抱き足場がある。
【ヒートブリッジ】
その部分だけ極端に熱伝導率が高いため、他の部分より局部的に熱を伝えやすくなる部分をいう。熱橋、冷橋ともいう。特に夏の冷房時に、室内側で他の部分より高い温度となる部分のこと。
【ヒートポンプ】
低い温度レベルから高い温度レベルへと熱を移動させる機械。原理的には冷凍機を逆に使用することと同じである。すなわち、冷凍機では低温側を使用するが、ヒートポンプは高温側を使用して暖房熱源とする。
【ヒートポンプ冷暖房システム】(―れいだんぼう―)
冷凍サイクルで蒸発器の吸熱作用を利用すれば「冷凍」であり、凝縮器の放熱作用を利用すれば「加熱」となる。熱源から熱を汲み上げることからこれらをヒートポンプサイクルといい、特にヒートポンプ加熱の省エネルギー効果は大きい。ビルマルチと呼ばれる空気熱源―空気加熱のシステムが代表的システム。
【ひな留】(―どめ)
床の間の柱の正面で長押を留め、小口を同材で木目を折り曲げたよに見せたもの。
【避難安全検証法】(ひなんあんぜんけんしょうほう)
建築物の各階又は全館からの避難を安全に行うことができること。(階避難安全性能又は全館避難安全性能)を検証する方法で、階避難安全検証法と全館避難安全検証法とがある。これにより安全性能が検証された場合は、従来からの仕様規定としての直通階段、避難階段、内装制限などの規定の一部が適用除外となる。
【避難階】(ひなんかい)
建築物の階で、階段などを通らずに直接地上へ通ずる出入口のある階をいう。
【避難階段】(ひなんかいだん)
建築物の他の部分と耐火構造の壁・防火戸などで防火区画された避難場安全な階段で、建築物の5階以上の階または地下2階に通ずる直通階段はこの避難階段または特別避難階段としなければならない。
【避難施設】(ひなんしせつ)
建築物内の人が災害時に避難するための施設の総称である。廊下・階段・出入口・排煙設備・非常用の照明装置などがある。
【避難設備】(ひなんせつび)
すべり台・避難はしご・救助袋などの避難器具と誘導灯および誘導標識をいう。
【ひねり金物】(―かなもの)
接合金物の1つ。垂木と母屋桁など互いに直交する部材を接合するときに用いられる。
【ビニールペイント】
ビニール樹脂と特殊顔料を原料とした塗料。合成樹脂塗料ともいう。
【比熱】(ひねつ)
単位質量の物体を摂氏1度上昇させるのに要する熱量。水が最大1であり、金属は一般に小さい。
【非破壊検査】(ひはかいけんさ)
材料や製品の材質や形状、寸法等に変形や破壊等の変化を与えずに、その健全性を調べる検査方法の総称。非破壊検査に用いる試験方法の主なものとして、放射線透過試験、浸透探傷試験、超音波探傷試験、磁粉探傷試験等がある。
【ヒービング】
掘削による地盤の高低差より生ずる土圧のため、まわりの土が土止の下から回り込んで根切底面を押上げる現象をいう。
【ピボットヒンジ】
扉を上下から軸で支える機構の丁番。「軸吊り丁番」ともいう。
【ヒューミディスタット】
湿度制御回路に用いる感知器。毛髪の伸縮や塩化リチウムの湿気の吸収量による変化を電気的に処理し、湿度を制御する。
【ヒューム管】(―かん)
鉄筋コンクリート製の管で、遠心力を利用して作った厚さの薄いものをいう。すいどうかんや導水管などに使う。
【鋲】(びょう)
リベットのこと。一般には皿鋲、丸鋲、平鋲の3つの種類がある。鉄骨工事で、あらかじめあけた孔に、焼いた鋲を突っ込んで反対側から締めて山を作り2つの材を継ぐ。
【表乾比重】(ひょうかんひじゅう)
表面乾燥飽水状態の容積でその重量に除した値。
【標準貫入試験】(ひょうじゅんかんにゅうしけん)
棒(ロッド)の先に定まった形の土質試料を採集する道具(サンプラー)をつけて、質量63.5kgの錘を75cm自由落下させ、サンプラーを30cm打込むのに要する回数(N値)を求め、土の締りぐあいを判定する方法。
【平等院鳳凰堂】(びょうどういんほうおうどう)
1053年造営。浄土思想の影響のもとに極楽浄土の宮殿を形どった阿弥陀堂。鳳凰堂の名は、左右に翼を広げた優雅な外観と中堂の屋根に上げられた鳳凰の棟飾りからきている。平等院全体は寝殿造りの1つの集約型で、この配置や手法が仏寺に取り入れられるようになった。元来は藤原道長の私邸であったが、建築美がすぐれていたことから、宗教建築となった。
【鋲のピッチ】(びょう―)
鉄骨造で隣り合った鋲(リベット)の間の中心距離。ピッチが小さくなりすぎると、その間の部分が弱くなるので、鋲の径の2.5倍以上としなければならない。
【表面活性剤】(ひょうめんかっせいざい)
水溶性の場合にはその表面張力を低下させ、他の物体の表面を安易にぬらし、多孔性の隙間に浸透し、油脂類を乳化または水溶かさせるといったように種々の性質をもつ薬剤。起泡性をもつものがコンクリートのAE剤として使用される。
【表面結露】(ひょうめんけつろ)

室内の湿った空気が飽和温度以下の壁や天井などに触れたとき、
水蒸気が水敵にかわって付着する現象のこと
【避雷針】(ひらいしん)
落雷(雷電流)によって生ずる火災、破損または人畜への障害を防止するために設置される避雷設備で、建築物や煙突、塔、油槽などの最高部に設ける突針のこと。突針部、避雷導線、接地電極から構成されている。高さが20mを超える建築物に対しては建築基準法で、危険物貯蔵庫に対しては消防法により、それぞれ規定されており、避雷設備の技術的基準および保守に関する具体的内容については、JIS A 4210に規定されている。
【ビル管理法】(―かんりほう)
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」の通称。多数の物が使用する特定の建築物の維持管理に関し、環境衛生上必要な事項を定めている。
【比例限度】(ひれいげんど)
応力(度)と(ひずみ)(度)が比例関係を保つ上限のこと。
【広小舞】(ひろこまい)
垂木の上にあって、軒先に沿ってこれと直角に取り付けられた平たい横材。
【ピロティ】
言葉本来の意味は杭であるが、転じて建物の1階または2階を列柱で支え、壁体などを作らない構造の部分をピロティと呼ぶ。鉄筋コンクリート造や鉄骨造によるラーメン構造を積極的にとり入れた現代的な形式であると同時に、従来石造りの組積造から発展してきた西欧の建築様式に大きい影響を与えた。日本では古来から木造の(楯(まぐさ))式建築が多いので、小規模のものはいくつか見られる。
【ピン接合】(―せつごう)
鉄骨造などで使われる接合方法で、ピンで止めただけであるから、丁番と同じ原理でモーメントが伝達されないのが特色である。建築構造では、鉄骨造の小梁の支点やブレース端部など、断面のフランジ部分を接合せず、ウェブ部分のみ接合した場合に、構造計算上の仮定としてピン接合とすることが一般的である。
【貧調合】(ひんちょうごう)
モルタルまたはコンクリートの調合で、セメント量の少ない調合をいう。
【ピンテール】

トルシア形高力ボルトの端部のこと。締め付けにより一定のトルク値に達すると破断するようにつくられ、トルク値の管理が管便に行えるようになっている。



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