はではじまる建築用語と建築専門用語集

建築用語集 「は」

【排煙口】(はいえんこう)
防煙区画内に集積された煙を、天井または壁の上部(天井から80cm以内)で直接外気にまたは排煙風道に送り出す出口をいう。
【排煙設備】(はいえんせつび)
火災時に発生した煙を排出する設備。防煙壁などの防煙区画に集積した煙を、天井面近くの開放可能な窓(自然排煙)、または機械による吸出(機械排煙)によって排出する。
【バイオクリーンルーム】
バイオテクノロジー(生物工学)に関連する研究所や工場のクリーンルーム。高性能フィルターを使い、室内の塵芥(じんかい)や微生物を極力少なくした室である。
【配管設備】(はいかんせつび)
配管設備には、給水配管・排水配管・電気配管・ガス配管などの配管がある。そのほか特殊なものとして、給湯・冷暖房用配管、灯油配管などがある。
【排気がらり】(はいき―)
空気などの気体を排気するために設ける開口部。雨水などの浸入を防ぐ構造とする。
【排気口】(はいきこう)
排気筒のうち室内部分から空気を排出する口(排気筒の居室に面する開口部)のこと。
【廃棄筒】(はいきとう)
・浄化槽の酸化槽より出る排気を屋外に排出するため、酸化槽の上部に立上げた筒
・居室の換気のため、汚染空気を屋外に放出するための筒
【廃棄物の処理及び清掃に関する法律】(はいきぶつ―しょりおよ―せいそう―かん―ほうりつ)
廃棄物を適正に処理し生活環境を清潔することにより、生活環境の保全および公衆衛生の向上を図ることを目的とする法律(昭和45年法律第137号)。廃棄物の排出の抑制、適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分などについて規定している。一般廃棄物および産業廃棄物の処理施設を設置する場合には、都道府県知事の許可を要する。
【排気フード】(はいき―)
火気使用室において、燃焼後の排気を集めて外部に放出するためのフードのこと。排気フードの構造については国土交通省告示で定められている。
【配筋】(はいきん)
鉄筋コンクリート造の部材(柱、梁、床など)に、鉄筋を配置すること。
【排水】(はいすい)
雨水・雑排水・汚水の総称。
【排水利用設備】(はいすいりようせつび)
建築物の雑排水を中水道などとして利用するための浄化・給水の設備。
【配線図】(はいぜんず)
屋内の疝気配線のための図面。各種ボックス、コンセント、電灯器具などの配置、相互の接続方法、使用材料の寸法、口径などを明示する。
【パイプサポート】
鋼製の型枠支柱。パイプと中子より成り、ねじやピンで高さを適当に調節できる。反復使用ができるので便利。
【パイプシャフト】
建物の各階を通じ、上下水道・電気・ガスなどの設備用の竪管を収納するスペース。
【パイプダクト】
配管をまとめて設置する、横走りの囲われた空間のこと。
【パイプペンダント】
屋内照明器具で、ローゼットから電灯およびグローブなどをパイプで吊り下げたもの。コードはパイプの内を通す。
【バイブロフローテーション工法】(―こうほう)
地盤改良作業の一種。水締めのため射水しながら振動を与えるもので、ゆるい砂質地盤の締め固めに効果的な工法である。
【パイロットプラン】
指標計画。開発計画作成過程の最初の段階で作成される計画。
【配力筋】(はいりょくきん)
鉄筋コンクリート造の床で、主筋に直角に配置した鉄筋。長方形スラブで長手方向となり、主筋位置を確保し、直交方向へ応力伝達する役割をもつ。
【パーカーライジング】
鋼の防蝕法の一種。鉄および鋼をりん酸鉄と酸化マンガンの混合液中で煮、りん(・・)化鉄の皮膜を生成させる方法。
【吐出しダンパー】(はきだ―)
送風機の吐出し量や圧力を調節するダンパー。
【バキュームブレーカ】
一度吐水した水が、サイホン作用により飲料水配管に逆流しないように設けられる器具で、クロスコネクションの防止となる。飲料水配管などの末端に設けられ、管内に負圧が発生し真空になったとき、自動的に管外の空気を吸引するような構造となっている。
【白色ポルトランドセメント】(はくしょく―)
ポルトランドセメントの一種で、FeO(酸化鉄)を少なくし、焼成、粉砕に際しても特に白色となるように考慮したもの。建築工事のうちでも、人造石用・塗壁用・タイル目地用などに使われる。強度は普通ポルトランドセメントとほとんど変わらない。
【白熱灯】(はくねつとう)
タングステンフィラメントを光源とする電灯で、タングステンフィラメントの温度輻射を利用するもの。
【剥離材】(はくりざい)
コンクリートが硬化してから型枠を外すとき、外しやすくするための型枠のせき板に塗布する液。
【羽子板ボルト】(はごいた―)
ボルトの一端が羽子板状の平板となっているもの。柱と胴差、陸梁と敷桁などを緊結するのに用いる。
【箱金物】(はこかなもの)
コの字型の金物で、真束と小屋梁を接合する部分などに使う。
【箱尺】(はこじゃく)
凾尺とも書く。地点の高さを測量する高低測量などに用いる箱型の物差(ものさし)。「標尺」ともいう。
【端喰】(はしばみ)
一枚板やはぎ合わせた板材の反りや乾燥・伸縮を防止し、また、木口を隠すために木口側に取り付ける幅の狭い板。棒端喰と本端喰とがある。はしばめ(端嵌め)ともいう。
【柱の小径】(はしら―しょうけい)
柱の径のうち最小のものをいう。たとえば長方形の柱では短辺の長さをいい、円柱の場合には直径をいう。建築基準法上の柱の小径は、木造の柱の場合、横架材間の垂直距離に対して屋根の種類、建物の規模用途、階数に応じて、1/20から1/33までとするように定められており、鉄筋コンクリートの柱の場合には、原則として主要な支点間距離の1/15以上とするように規定されている。
【バスダクト】
鋼板製ダクト内に銅帯などの導体を絶縁性の高い物質で支持したもので、これを配電盤からの幹線に用いる。設計された電力量によって太さが決定され、一定の長さに工場生産し、現場で接続する。工場などの大容量配電と自由な箇所から給電できる特徴がある。
【バスダクト配線方式】(―はいせんほうしき)
工場、ビル等の低圧で大容量の配線工事に用いられる方式。バスダクトは銅、アルミニウムの導体と絶縁物および鋼製、アルミニウム製の外板材を工場で一体化製作したもので、工場で製作されたダクトを現場に搬入し、支持、固定および接続をする。
【ばた】
コンクリートの型枠を外側から押える角材。縦、横方向のものをそれぞれ縦ばた、横ばたとよぶ。また、横ばたは腹起しともいう。
【端金】(はたがね)
木材など板どうしの接合・締付け用の器具。棒状のさおの一端に蝶ねじで動かせる押え板と、任意の位置に固定できる羽子板を取付け、両方の板で材をはさんで接合する。
【肌透き】(はだす―)
板と板の重ね継手や突合せ継手の際、密着していない状態をさす。
【旗丁番】(はたちょうばん)
建具金物の代表的丁番の1つ。丁番の羽根部を回転軸方向にスライドさせて取り出す。扉の建て込み取り外しが容易である。同じ機構をもち、回転軸部がオリーブ球状の形をしたものをフランス丁番という。
【八幡造り】(はちまんづく―)
神社本殿建築形式の一種。切妻造り、平入りの前殿と後殿の棟を連結し、連結部分に陸樋(ろくとい)を入れて雨仕舞をした造り方である。
【バーチャート】
縦軸に作業項目、横軸に暦日もしくは時間をとり、各作業の開始から終了までを棒状で示す工程表。見やすく、わかりやすいが、各作業の相互関係や作業の余裕時間が把握しにくいという欠点がある。「棒状工程表」ともいう。
【白華】(はっか)
エフロレッセンス。石材、タイル貼り、れんが造などの目地モルタル、コンクリート造の壁に使われたセメントの硬化に伴って表面に漏出してできる白い結晶のこと。「鼻垂れ」ともいう。
【ハッカー】
鉄筋工事で、鉄筋の結束線をひねって締めるために用いる先のとがった手かぎ状の道具。
【バックアップ材】(―材)
シーリング防水工事に用いる補助材。シーリング材料の充填深さを確保するためや、シーリング材料が三面接着とならないようにボンドブレーカーの役割を果たさせるために用いる。このため、シーリング材料と接着したり化学反応したりしない材質である発泡ポリエチレン、ポリプロピレンなどが用いられる。
【バックホーンショベル】
ドラグショベルとも呼ばれる土の掘削機械。パワーショベルがバケットを下から上に操作して土を掘削すのに対し、歯のついたバケットを手前に引くことによって掘削する。機械が乗っている地盤より低いところの掘削に向いている。
【パッケージ型空気調和機】(―がたくうきちょうわき)
冷凍庫・コイル・送風機・加湿器などを鋼製のケーシングの中に納めた空気調和機。小型のものはルームクーラーとよばれる。
【パッケージ型空調機方式】(―がたくうちょうきほうしき)
個別空調方式の一種で、パッケージ型空調機を利用して空調する。直吹きとダクト併用方式がある。パッケージ型空調機は、エアーハンドリングユニットに熱源装置を組み込んだもので、これ自体で冷暖房が可能である。
【パッシブシステム】
建物自体の性能により、熱の流れを自然にコントロールして、暖房・冷房効果を得る方式をパッシブヒーティング、冷房効果を得る方式をパッシブクーリングという。太陽熱を建築物内に取り込み、冷暖房の効果を得る方式をパッシブソーラーシステムという。
【バッチャープラント】
コンクリートを作るとき、セメント、水、砂、砂利を重量によって正確に計量し、ミキサーに投入する装置。
【発泡スチロール】(はっぽう―)
内部に多くの気泡を持つ合成物質。断熱材などに使用される。
【パテ】
原料のちがいにより白パテ、赤パテがある。前者はガラスの取付け、木材の節止めなどに用いられ、後者は防水などに用いられる。
【パーティクルボード】
木材を細片化して合成樹脂接着剤を加え、熱圧をかけてつくったもの。内装材や家具工事に用いる。 
【ハードボード】
木削片を繊維化し、加工成形した硬質の植物性繊維板。壁板、床板の内装材、家具などに使われる。比重0.8以上で、品質はJISで規定され、硬質繊維版と呼ばれている。
【はとめ】
紐、管類を通す環状の小座金。たとえば、電灯コードが天井などを貫く部分に取り付ける。
【鼻隠し】(はなかく―)
垂木の端を隠すため、軒に沿って取付けられた横板。
【鼻母屋】(はなおもや)
母屋のうちで、最も軒に近い位置にある母屋をいう。洋小屋では敷桁の上に位置し、和小屋では軒桁の上に位置し、和小屋では軒桁が鼻母屋に相当する。
【パネル】
一定の寸法に枠材を取付けて作った板状製品のこと。型枠パネル、壁パネルなどがその例である。
【パネル工法】(―こうほう)
柱・梁などの軸組を組んだところへ、パネル化された床・壁・天井などを組込んで構成する工法。
【幅厚比】(はばあつひ)
鉄骨部材を組立てている個々の板(板要素)の板幅と板厚の比。幅厚比が大きいと、圧縮力を受ける材が局部座屈(断面の一部のみ座屈を生じる現象)が起きやすい。局部座屈を起こさせない幅厚比の制限値は鋼構造設計基準で定められている。
【幅木】(はばき)
壁の一番下の床につく部分に取付ける横木。
【パビリオン】
他の建物から離れて独立して建てられた建物。庭園などのあずまや、休憩所など。
【パビリオンタイプ】
低層の建築物を何棟か連絡通路でつないだ配置の形式。高層化されないところの病院の病棟の配置はこの典型である。
【ハーフウェイハウス】
病院での治療や訓練終了後、身体障害者や高齢者などが、日常生活への復帰のために予備的な訓練を受ける施設。
【ハーフティンバー】
1450-1650年頃、イギリスで盛んに用いられた木造建築の様式の1つ。柱、斜材、梁などの骨組を外部に表し、石材や土壁で間を充填したもの。ドイツなどにもみられる。
【バーベンダー】
鉄筋を曲げるのに用いる器具。
【羽目板張り】(はめいたば―)
板を羽重ねにしないで、平らに張付ける壁の張り方。
【嵌殺し】(はめごろ―)固定され開閉できない建具。一般的にFIX(フィクス)という。
【バライトコンクリート】
バライト(重晶石)を骨材として使用したコンクリートで、放射線遮(へい)用に用いる。
【腹起し】(はらおこ―)
山留めの矢板、型枠の桟などを支える横材。
【パラペット】
屋上や吹抜廊下に設けられる手すり(摺)壁のこと。
【バリアフリー】
生活環境において障壁や危険がなく、誰もが人間として尊重され、健康で文化的な生活ができる状態をいう。
【バリアフリー新法】(―しんぽう)
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の通称。
【バリアフリー基準】(―きじゅん)
高齢者や身体障害者などが安全、快適に生活できるように、日常の行動を阻む種々の障壁(バリア)を取り除くために必要な物理的基準。建築物では、車椅子使用者などの利用を配慮した床の段差解消のための傾斜路を条件、昇降装置の種類と構造、視覚障害者等に配慮した誘導表示などの基準や設計指針がある。バリアフリー新法に建築物移動等円滑化基準、建築物移動等円滑化誘導基準として定められている。
【梁伏図】(はりぶせず)
梁の配置を上方から見て表した図面。
【張り間】(は―ま)
一般にはスパンと同じ意味に使われるが、木造建築物で桁行方向に対して張り間方向というように、棟と直角な方向の建物の幅をいう場合もある。
【バルコニー】
建物の外壁から突き出した屋外の床。ザービスバルコニー(物干し場など)リビングバルコニー(生活空間となる)がある。
【パルテノン】Partenon
ギリシャのアクロポリスの丘に建つ神殿。アテネの処女神に捧げられたもので、BC400年頃建設された。
【ハロゲン電球】(―でんきゅう)
高温に耐える石英管内に少量のハロゲン族元素(よう素、フッ素など)を封入し、タングステンの蒸発や管壁への付着を防止し、長寿命化、高効率化を図った電球。
【バロック建築】(―けんちく)
16世紀から18世紀にかけてヨーロッパに広まった建築様式。安定した古典に対して、流動的で、劇的に誇張された装飾が特徴である。フランスバロックの代表ではヴェルサイユ宮殿がある。
【パワーショベル】
根切りを行う場合に用いる掘削機。主として地盤より上の掘削や切取りに用いられる。
【反響】(はんきょう)
音源からの直接音と反射音との間の時間差のために、1つの音が2つまたはそれ以上に聞こえる現象。
【反曲点】(はんきょくてん)
ラーメン部材などの曲げ材で、曲げモーメントの0の点。すなわち、曲げモーメント図で曲げモーメントの符号が逆に変わる点で、この点を境に材のわん曲の凹凸が逆になる。
【ハンチ】
梁の両端を斜めに太くした部分をいう。一般に梁では端の部分が曲げモーメントもせん断力も大きいので、この方が合理的であるが、構造方法によっては施工に手間がかかる。垂直方法と水平方向のハンチがある。
【パンテオン】(ローマ)Pantheon,Roma
ローマにある均斉美と大胆な技術とで知られる円形神殿。紀元前27年にアグリッパ(前62年頃―12)により建てられたが、落雷で炎上。後にハドリアヌス帝(在位117-130)によってその敷地に再建。ローマ神殿中最も良い保存状態で今日に至っている。
【ハンドオーガー】
オーガーボーリング(土質調査の一種)に用いる機械。人力で行うことができるので便利である。
【パントリー】
パンを貯蔵する室(pantry)から食料品や食器類を貯蔵する小さな部屋を指したが、転じて食器に料理を盛り付けて食堂へ運ぶための配膳室の意となる。厨房や食堂に隣接させる場合と客室などに近接させる場合とがある。配膳室。
【ハンドレベル】
長さ15cmくらいの真鍮製の円筒または角筒の簡単な水準器で、携帯に便利である。
【ハンマートーン】
塗装仕上げの1つ。アルミニウム子粉を加えた塗料を使い、金づちで叩いて凹凸ができたような塗膜を作る塗装法。


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